ガラス作品を「観る」のも「作る」のも大好き！
構内業務課の「いと」と申します。初めまして。

ガラスに沼って幾星霜、
ステンドグラスにサンドブラスト、キルンワークにバーナーワーク…
あらゆる技法に手を出して、思いつくままにいろいろな作品を作っています。

そんな“ガラス狂”の私が、
少しでも皆さまにガラスの魅力をお伝えできたらと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

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さて、突然ですが――
構内業務課には「電話当番」という制度があります。
週替わりで、内線・外線の応対を担当するのですが、
ここでひとつ問題が…。

それは、

「今、電話どこ？」　問題です。

そう、電話は固定電話ではなく、携帯。
そのため、決まった場所にはなく、お当番の机に移動されているのです。
……とはいえ、今週の当番は誰なのか、携帯はどこなのか、パッと見ではわからない。
「内線今どこ～？」の声が、しばしばささやかれておりました。

そんな問題を解決すべく作り出されたのがこちら！

「電話はここよ」カードスタンド！！

どこに座っていても、モニター越しに場所が一目でわかる、のびの～び仕様（全長60cm)、
安定感のあるお家型スタンドです。

ステンドグラスの技法を用いて制作いたしました！

レトロ調カードのデザイン＆制作は、同僚のササキちゃんです。

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～ここでガラスの紹介～

使用したガラスは、建材にも使われる
輸入型板(テクスチャ)ガラス、通称「フローラ」。可愛いですね。

界隈ではとても人気の高いガラス板で、
凸凹したテクスチャが光を反射するので、
採光窓に使えば室内を明るくし、
またガラス越しの景色がほとんど見えないため、
パーテーションや建具の窓としても人気の一品です。

レトロ風味で、ガラス雑貨にも良く使われています。可愛いですね。(2度目)

～制作工程はこちら！～

①ガラスをカットし、エッジを磨きます。

②専用の銅テープでエッジを巻きます。

③ハンダで固定して組み立てます。

④屋根部分に真鍮パイプを差し込み、

⑤銀色のハンダ部分を酸で黒く腐食させ、

⑥最後に錆止めワックスを塗布して完成！

構内業務課にお越しの際は、ぜひ一度お手に取ってご覧くださいね。