ハリマブログ

秋は本を読む

秋は本を読む

秋の訪れとともに、夜が長くなりました。
またここ最近気温が下がり、熱帯夜からようやく解放され快適な夜になりました。

読書の秋、とよく言われますが本を読むことは知識や教養を深める最適な機会。
過ごしやすくなった夜は物語やテーマに深く没頭して人生や仕事のヒントを得るのはいかがでしょうか。

私はこれまで古典的な名作には少し及び腰でした。
でも、この秋、思い切って手にしたのが、ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード(路上)』です。
1957年に発売された528頁の長編小説で、ケルアックはわずか3週間で書き上げたと言われています。

この小説の軸は1940年代後半のアメリカを舞台としたふたりの若者の放浪の旅です。 。

アメリカ大陸を東へ西へ、何度も横断します。

ケルアック自身の実体験を元にしており スマホもSNSもない世の中の、一期一会の人と人との出会い、
まだみたことのない景色を探しに行く興奮、情熱が伝わってきました!

古典だからこその空気感は、現代小説では味わえないものでした。
人や物との出会いって、本来貴重なもので、大切にしないといけないですよね。
世の中が便利になる代償に、人生の大事なコトをないがしろにしてたんじゃないか…。

 

そんな気になりました。

 

気づかせてくれてありがとう…。ケルアックさん。

 

秋の夜長だからこそ新たな世界に出会えた気がします。
まだまだ過ごしやすい気候は続きますので、引き続きたくさんの本を読んでみて、たくさんの気づきを得たいと思います。

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