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好きこそ物の上手なれ ~三国志~

好きこそ物の上手なれ ~三国志~

三国志で、僕の好きな武将と言えば何と言っても馬岱なのですが、実は三国志演義(Wikipediaはこちら)では活躍していますが、実際にはほとんど活躍はしていないとの事。。。
演義の中で、魏延が「わしを殺せるものがあるか!」と言った時に、「ここにいるぞ!」と倒した時の印象が強く、実際はどうであれ、僕はやっぱり一番好きな武将は馬岱ですね。

そう言えば、三国志の事をあまり知らない人もいると思いますが、実は三国志から生まれた言葉で、意外と皆さんが使っている言葉もあるのです、そんな三国志から生まれた言葉を少し紹介します。

苦肉の策

苦しまぎれに考え出された手段、方法。

赤壁の戦いを前に呉の黄蓋は、押し寄せた魏に対し、嘘の降伏をします。
その降伏を信じさせるために、味方の作戦に逆らったりしました。
その結果、味方の大将から罰として、むち打ちの刑を受けます。
しかし、実際の事情は、スパイが味方の軍の中におり、このことを敵方に報告するだろうという狙いがありました。
その為、芝居を見抜かれないために、本気でむちに打たれました
敵を欺くために自分の肉体を苦しめた作戦でした。

破竹の勢い

竹は初めの節が割れると、後は一気に簡単に割れてしまうことから、勢いが激しく、止めようがない状態のことの例え。

三国時代末期、魏にとって代わった晋の話ですが、
呉を攻めるために南下しますが、なかなか思うようにいかない中、大将が「現在、わが軍の士気は上がり、竹を割く勢いだ。ここで一気に攻めれば呉は滅びる」と言って、作戦を続行しました。
その後、勢いをつけることができ、いっきに攻略することに成功したのが語源。

意外と知らずに使っている言葉が多くあります。
他にも日本では「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、
中国では「三人の革職人は一人の孔明先生に勝る」という、同じ意味の言葉があるらしいです。

時代は変わっても多くの人に色々な影響を与えた三国志。
まだ読んだこと無い、知らない人がいれば一度読んでみてくださいませ。

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