お世話になっております。ハリマニックスの陰山です。

「おせわ」とユーザー辞書登録しておくとメールのたびに便利です。
どうも、開発の陰山です。

コロナ禍の影響で、テレワーク・在宅勤務が多くなってきていますね。
弊社でも感染リスクを下げつつ、円滑に業務が進む方法を模索しています。

在宅勤務の場合、自宅で仕事をするわけですが、つまりもちろん会社じゃない場所です。
ということは会社のネットワークが使えないので、社内サーバーのデータにアクセスできません。

また弊社では個人PCの業務使用はNGですので、在宅用PCのセットアップも大変です。
すぐに浮かぶ問題点として、

・社内サーバーが見れない
・メールの設定をしないといけない + メールデータ移行しなきゃ
・Adobeソフトインストール + ライセンス認証
・Office365 ライセンス認証
・その他ソフトインストールしとかなきゃ
・フォントも使うよね

みたいな問題をクリアしなきゃならんのです。

えっそれ全部誰がするの・・・？

そんな状況の中、IPA（独立行政法人 情報処理推進機構）とNTT東日本がすごい発表をしました。

その名も

シン・テレワークシステム

真・テレワークシステム

みたいでかっこいい。

一体何のサービスかというと、要するに自宅から　簡　単　に　社内PCにリモートアクセスできるってものです。
​​​​​​​シン・クライアントのテレワーク版というイメージでしょうか。

社内の人間（情シス担当）が早速試してみたのですが・・・

めっちゃイイって！(゜∀゜)

手順は簡単で、

1. 社内PC（ホスト）側にホスト用ソフトをインストール
2. ちょっとだけ設定
3. 社外用PC（クライアント）側にクライアント用ソフトをインストール
4. ちょっとだけ設定

使用当日は

5. ホストPC起動
6. クライアントPCでソフト起動
7. いつもの Windows ログオン画面！　Σ(ﾟДﾟ)ｽｹﾞｪ!!

ホストPCの起動は同僚に電源をぽちっとしてもらう必要がありますが、終了時は電源オフできます。

これでさっきの諸問題は・・・

・サーバーが見れない　→　社内PCなので解決！
・メールの設定をしないといけない　→　自分のPCなので解決！
・Adobeソフトインストール + ライセンス認証　→　自分のPCなので解決！
・Office365 ライセンス認証　→　自分のPCなので解決！
・その他ソフトインストールしとかなきゃ　→　自分のPCなので解決！
・フォントも使うよね　→　自分のPCなので解決！

オールオッケーですやんこれ！

これをたった2週間で実現する我が国の技術力、無償提供してくれる懐の大きさ、感動を禁じ得ません。
ありがとう・・・！

というわけで、NTT 東日本 – IPA 「シン・テレワークシステム」をご紹介しました。
一応まだ実証実験段階ということですので、ご使用の際は皆さんの会社と相談して自己責任でお願いしますね。

NTT東日本-IPA「シン・テレワークシステム」（新型コロナウイルス対策実証実験）｜法人のお客さま｜NTT東日本
https://business.ntt-east.co.jp/service/thintelework-system/（外部サイト）

シンゴジラ（2016年）が公開されたとき、
「シン」とはどういう意味だ？
「新」か？
「真」か？
まさか「神」なのか？
みたいな話題になりましたね。

この「神」・テレワークシステムであることを期待しています！
コロナに負けない！
頑張りましょう！